松戸生まれ 松戸育ち 松戸市議会議員

令和5年12月定例会

質問事項1 新型コロナワクチン接種について
 質問要旨 接種後の副反応にかかる市ホームページへの掲載の経緯について

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質問事項1 新型コロナワクチン接種について
接種後の副反応にかかる市ホームページへの記載の経緯について伺います。

昨年の12月議会で、新型コロナワクチン接種券を、一斉送付から申請式に出来ないか質問させていただきました。
その後、本市の対応として、小児及び乳幼児の接種券を発送する際には、保護者の方が接種の判断をする参考となるよう、
公的機関や学術団体の新型コロナワクチン情報サイトに繋がるQRコードやURLの一覧表を同封するようにしていただきました。
あれから1年が経過し、ワクチンの有効性や健康被害なども、徐々に明らかになってきています。

このような中、本市の令和5年9月20日以降の接種について書かれたホームページで、対象の方が接種ページを開くと、それぞれ使用するワクチンが切り替わったことに加え、その後に「接種後の副反応が起こることもあるということを踏まえ、接種をご検討ください。」という記載が上部に表示されるようになっています。副反応のかっこ書きとして、注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢などがみられること、稀な頻度で接種後すぐにアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)や血管迷走神経反射の発生が報告されていることが書かれています。

このような副反応の詳細は、以前のホームページだと、ワクチン接種のページから、さらにもう1回クリックをしないと、読むことができない場所にありました。
現在のように、クリックしないで見れるHPの上部に掲載されたのは、今年の9月14日とのことです。

本市がこのような掲載に切り替えた経緯を、厚生労働省の健康被害救済制度、直近の審議結果の詳細とともに、教えて下さい。
また、今後のmRNAワクチン接種についても、本市のお考えをお聞かせ下さい。

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質問事項1、新型コロナワクチン接種について、につきまして、ご答弁申し上げます。

 本市の新型コロナワクチン接種業務につきましては、これまで、国の方針を踏まえたうえで、接種を希望する方が円滑に接種できるよう接種体制を構築してまいりました。

 令和5年度の接種につきましては、65歳以上の高齢者及び5歳以上の基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方以外の人については、接種勧奨や努力義務の予防接種法の適用が除外となり、重症者数の減少を目的とした接種とされております。
また、令和5年8月には、9月20日以降において追加接種及び初回接種について、65歳以上の高齢者及び生後6ヶ月以上の基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方以外の人は公的関与の規定が除外となったところでございます。

このような状況のなかで、9月20日から開始した令和5年秋開始接種では、重症化予防に効果が見込まれるオミクロン株XBB.1.5対応の新しいワクチンが採用され、また、初回接種を完了した全ての方が対象となり、より多くの方に接種の機会が与えられるため、いずれの人も接種のメリット及びデメリットをよく理解していただいたうえで接種する必要があると存じます。

また、厚生労働省の審査会が認定した健康被害の件数や内容について、しばしば報道があり、ワクチンの効果だけでなく、副反応に関する情報をさらに強調することが必要だと考え、新しいワクチンの情報とともにホームページの上部に記載いたしました。

次に、健康被害救済制度における認定の状況につきましては、厚生労働省の資料によりますと、直近で行われた令和5年11月17日の審議におきましては、認定の件数が36件で、主な内容としましては、高齢者のケースでは、76歳男性が虚血性心疾患の疑い、88歳女性が脳梗塞、92歳女性が心不全、また、65歳未満のケースでは、32歳男性が意識障害、40歳女性が機能性子宮出血の症状、また42歳男性が敗血症性ショックを引き起こし死亡となっております。なお、これまでの認定件数の累計は5,087件でございます。

最後に、今後のワクチン接種についての本市の考え、でございますが、次年度以降の方針や具体的な接種体制がまだ国から示されていないため、国の動向を注視し、ワクチン接種に不安を感じる方への配慮も欠かさず、柔軟に対応してまいります。

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ご答弁ありがとうございました。再質問はございません。頂いたご答弁に対し、述べさせていただきます。

令和2年のはじめ頃から、日本でも新型コロナウイルスに関わる影響が広がり始めました。
私は当時、議員ではありませんでしたが、他市と比べ、ワクチン接種に早く対応されているのを一市民として感じておりました。

三師会のみなさまや、市役所職員のみなさまにおいては、予測不可能な未知の状況に対し、ご尽力していただいたこと、その おもいに心から感謝しています。

一方で、徐々に 厚生労働省によるワクチン接種被害状況が明らかになってきたことで改めて、私たちはmRNAワクチンに対し、立ち止まり、もう一度考え直す時期が来ているとも感じます。

全国的に、ワクチン接種体制について接種券の送付の仕方、広報の仕方を変えていく自治体が多くなってきました。

1年前の12月議会で質問したときには、
2022年12月2日の時点で、6カ月から4歳の子どもの接種券を 申請式にしている地方自治体は220あると話しましたが1年経った現在は、少なくても402自治体に上っていることが、全国有志医師の会のホームページから確認できます。

また、ご答弁で頂いた11月17日の審議のあと、11月24日に新しい結果が公表されております。
疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会) 審議結果でも

46歳男性新型コロナワクチン 致死性不整脈
30歳男性 、31歳男性、39歳 男性 いずれも、新型コロナワクチン 突然死

と、関連する基礎疾患及び既往症(きおうしょう)の無い方がmRNAワクチンを接種したことで命を落としたとして、死亡一時金や葬祭料の請求内容に対し、認定の判定がされています。

過去の予防接種健康被害救済制度では、
新型コロナワクチンを除くすべてのワクチンの死亡認定数が1977年2月から2021年12月まで44年間で155件だったのに対し、新型コロナウイルスワクチンは、2021年2月からたった3年弱で350を越える数が認定されています。

本市の救急搬送の件数についても、
ワクチン接種前の令和2年は24,768 件、
1,2回目の接種が始まった令和3年は26,097 件 出場件数は前年比で5.4%増
さらに、3,4回目の接種がメインとなった令和4年32,105 件とを比べると出場件数は前年比で23%増
こちらは、過去最多の出場件数だそうです。

今年の出場件数は10月の時点で、26,725 件と、既に令和3年の件数を超えており、今年は、過去最大の出場件数になるかもしれません。

今年の5月に「感染力や罹患した場合の重篤性などに基づく 総合的な観点からみた危険性が高い感染症」の2類から5類に下がったにもかかわらず、救急搬送件数は増えています。

今年の6月議会で、私はmRNAワクチンを接種することで、免疫の機能を抑制するIgG4抗体が増え、免疫疾患にかかり易くなること、癌ウイルスで非常に重要な働きをしているSV40プロモーターという癌ウイルス遺伝子の一部が、ワクチンの中に組み込まれているという論文が出てきていること。接種後、半年や1年経ったとき、免疫を抑えていたことによって多くのがん患者が増える可能性があることをお話ししました。

つい2日前の12月5日、今年5月のNHKのニュース番組「ニュースウオッチ9」で、ワクチンの接種後に亡くなった人の遺族を、新型コロナに感染して亡くなったと誤認させる伝え方をしたことについて、BPO=「放送倫理・番組向上機構」は、「事実を正確に伝えるという基本を逸脱した」などとして、放送倫理違反があったとする意見を公表しています。

コロナ後遺症とワクチン後遺症があいまいになり、私たちの命にもかかわるワクチン接種の判断が 正確にできなくなっていたことも、この放送倫理違反からわかります。

今回の『厚生労働省の審査会が認定した健康被害の件数や内容について、しばしば報道があり、ワクチンの効果だけでなく、副反応に関する情報をさらに強調することが必要だと考え、新しいワクチンの情報とともにホームページの上部に記載いたしました。』というご答弁は、

6月の一般質問でいただいた「接種したい方は接種をし、接種を望まない方が強制されることのないよう、引き続き体制を整えていく」というご答弁から、さらに 一歩 慎重な所に踏み込んだ内容であり、国からの通知を踏まえながらも、全国の動向や、健康被害に目を配られ、市民の不利益にならないよう、最大限の配慮をして頂いていると感じます。

ワクチンは一度体に入ると、取り出すことができません。
つい先日の11月28日、次世代mRNAワクチンとして、mRNAを複製する遺伝子が組み込まれたレプリコンワクチンが、国内で承認されました。来年の秋冬の供給を目指しているそうです。このワクチンは、細胞内にmRNAをいれて、スパイクたんぱくを作るところまでは同じですが、自己複製し、スパイクたんぱくを作る細胞がどんどん体内で増えていくものです。
このワクチンは、増殖のブレーキがなく、長期的にmRNAの複製が持続します。

過去最大の薬害と言えるようなmRNAワクチンを、さらに増強させたようなmRNAワクチンです。
どうか、今後も、慎重な対応を心からお願い致します。