松戸生まれ 松戸育ち 松戸市議会議員

令和6年9月定例会

質問事項1令和6年度新型コロナワクチン定期予防接種について
(1)接種のスケジュールとワクチンの種類について
(2)「ワクチンの説明や副反応などに関する情報」について
(3)「ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底」について
(4)市として、慎重な検討を促すよう呼びかけを行う予定はありますか

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質問事項1 令和6年度新型コロナワクチン定期予防接種について

先の6月議会において、新型コロナウイルス接種事業を含む補正予算が可決されました。
それに伴い、10月1日からの新型コロナワクチンの接種において、松戸市の65歳以上の方などに対し5,000円の補助が行われることとなります。

今定例会でも、この新型コロナワクチン接種に関する質問をいくつかさせていただきます。

質問の要旨(1)接種のスケジュールとワクチンの種類について
10月以降の定期接種について、スケジュールとワクチンの種類を教えてください。

(2)「ワクチンの説明や副反応などに関する情報」について
6月定例会で、松戸市が5000円の補助をする議案質疑においてワクチンの種類の違いによる対応を考えているか伺ったところ「接種費用や接種場所などの接種体制が変わることは無いが、接種による副反応や健康被害を訴えている方が一定数いる事象について不安を感じる方もいると思うため、種類に関わらず、定期接種開始前に市ホームページにてワクチンの説明や副反応などに関する情報を掲載する」とご答弁いただきました。
市ホームページで掲載する「ワクチンの説明や副反応などに関する情報」とはどのような情報か、教えてください。

(3)「ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底」について
(2)と同様、6月定例会において「ワクチンの説明や副反応などに関する情報を掲載するとともに、予診のタイミングなど、接種をする前に、ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底してまいります。」と答えていただきました。

「ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底」として、どのような周知・徹底を行うのか
また、新型コロナウイルスワクチン特有の注意事項などがありましたら、一緒に教えてください。

(4)松戸市として、慎重な検討を促すよう呼びかけを行う予定はありますか

新型コロナワクチンの健康被害救済制度における死亡認定数が、わずか3年で全てのワクチン過去45年間の認定数を5倍以上上回りました。
このような状況においても、10月から接種を開始しようとしている国の判断に、わたくしは強い懸念を抱いています。
こうした事態を踏まえ、地方自治体である松戸市として、慎重な検討を促す呼びかけをする予定はありますか?

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質問事項1令和6年度新型コロナワクチン定期予防接種についての質問要旨(1)から(4)、につきまして、順次ご答弁申し上げます。

まず、(1)接種のスケジュールとワクチンの種類について、でございますが、スケジュールにつきましては、現在、接種医療機関の調整をしているところになりまして、10月以降、ワクチンの流通状況によって順次接種を開始いたしまして、令和7年3月までを接種期間とする予定でございます。
ワクチンの種類につきましては、令和6年5月29日に開催されました厚生労働省の小委員会におきまして、秋の定期接種において使用するワクチンの抗原構成について、1価のJN.1系統が考えられる、と決定されました。
報道によりますと、令和6年8月8日に、ファイザー社及びビオンテック社が、共同開発により、生後6ヵ月以上を対象とした新型コロナウイルスのオミクロン株JN.1系統対応のスパイクタンパク質をコードするメッセンジャーRNAを含む新型コロナワクチンにつきまして、製造販売承認事項一部変更承認を取得いたしました。
また、モデルナ社も同様に、8月23日に一部変更承認を取得したとのことでございます。他には、武田薬品工業株式会社、第一三共株式会社、明治製菓ファルマ株式会社が承認を待っている状況と思われます。

次に、(2)「ワクチンの説明や副反応などに関する情報」について、ございますが、ワクチンの情報につきましては、一回の接種量や効果の持続期間、副反応などのワクチンの内容になりまして、現在は流通するワクチンが確定していないことから、今後情報収集に努めてまいります。
また、副反応の情報でございますが、重度なものとしましては、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群がこれまでに国内で確認されておりまして、このような症状の発生リスクがあることや、副反応が生じた場合の相談及び受診先を松戸市ホームページに掲載しておりまして、新しいワクチンの内容によって、必要に応じて更新いたします。

次に、(3)「ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底」について、ございますが、このたび、特例臨時接種が終了し、定期接種として初めての接種が始まることから、接種体制の変更点や間違い接種の防止などに関して、医療機関向けに説明会を実施する予定がございまして、そのなかで、接種を受ける方へワクチンの説明をするよう周知いたします。
また、接種目的や接種対象、接種期間、請求方法等についての医療機関用の「接種の手引き」を作成いたしまして、その手引きにおいて、医療機関が国に行う予防接種副反応疑い報告についての新型コロナワクチン特有の注意点といたしまして、「新型コロナワクチンについては、これまでワクチン接種との因果関係が示されていない症状も含め、幅広く評価を行っていく必要があることから、当面の間、熱性けいれんを除くけいれん、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、血小板減少性紫斑病、血管炎、無菌性髄膜炎、脳炎・脳症、脊髄炎、関節炎、顔面神経麻痺、失神を伴う血管迷走神経反射、の症状については規定による副反応疑い報告を積極的に検討するとともに、これら以外の症状についても必要に応じ報告を検討」するようご案内いたします。

最後に、(4)松戸市として、慎重な検討を促すよう呼びかけを行う予定、でございますが、今回の定期接種におきましては、接種券の送付をせず、接種の予約も直接医療機関に確認するなど、接種体制がこれまでと変わり、接種時期や接種方法について、市民に広く周知する必要があるため、広報まつどや松戸市ホームページへ記事を掲載するほか、接種方法に係るポスターを作製し、公共施設をはじめ、町会・自治会、テラスモール松戸などの商業施設など、多方面へ配付しております。
このように、接種を希望する方へ、ワクチン接種の新しい制度内容を知ってもらうことが重要だと考え、啓発に力を注いでいるところでございます。
ワクチン接種にあたって慎重な検討を促す呼びかけにつきましては、これまでと変わらず、接種を受ける方に対しまして、接種前の予診の際に、医療機関からワクチンの効果や副反応などの説明をすることを徹底するなどして、副反応や健康被害のリスクをよく理解していただくよう対応してまいります。

以上、ご答弁といたします。

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健康医療部長、ご答弁ありがとうございました。

来月から始まる新型コロナワクチン定期接種、65歳以上の方と60歳以上65歳未満で心臓・呼吸器に障がいを持つ方等は、松戸市の補助をうけ、2000円で接種できるようになります。

今回のご答弁を通して、秋からの接種もメッセンジャーRNA、いかmRNAと話します。であること
今年3月までに行っていたような接種券の送付を松戸市からは 行わなくなり、希望者が直接医療機関に予約の確認をする形になったこと
接種体制がこれまでと変わり、接種時期や接種方法について、接種したい方が、接種までのプロセスにおいて、スムーズに移行できるように体制を周知することが市の役割であること、接種について、接種を干渉するものでもなく、逆に、慎重な検討を呼びかけるものでもなく、接種をするか、接種をしないかは、個人にゆだねていることがわかりました。

この、mRNAワクチンに関しては、当選した翌月の2022年12月議会から定期的に取り上げてまいりました。
ワクチン接種が始まった当初より、接種に関して、接種するしないで意見が分かれ、職場や家族間でも 往々に話題に挙げにくいものとして、積極的に議論されては きませんでした。

5類に下がり、日常生活に戻れてよかった、コロナ禍が終わったと、思う方も多いと思いますが、その間に大勢の方が接種したmRNAワクチンは、この先 終わることのない問題です。
昨今、このワクチンによる健康被害が報道でもやっと、出てくるようになり、mRNAワクチンに疑問を持つ方が増えてきたように思います。

(3)「ワクチンの内容を十分説明するよう医療機関へ周知・徹底」についてで、松戸市が渡す医療機関の医師に読んでいただく手引きには「新型コロナワクチンについては、これまでワクチン接種との因果関係が示されていない症状も含め、幅広く評価を行っていく必要があることから、特定の症状については規定による副反応疑い報告を積極的に検討するとともに、これら以外の症状についても必要に応じ報告を検討するよう案内した」と健康医療部長からご答弁をいただきました。
「因果関係が示されていない症状も含めて、幅広く評価を行っていく」という言葉が入っているように、これから幅広く評価を行うために、ワクチンを接種した後に症状が出たら、報告するように、とまだまだ知見が足りないものであり、治験中のような状況であることが、この文章だけでもわかります。

松戸市への要望として 65歳以上の方や1万5千円の自己負担で接種を考えている方に向けて、以下の内容を機会があるときに共有していただけるように、要望いたします。

今回の健康被害救済制度の死亡認定数を見ても明らかですが、mRNAワクチンは明らかに今までのワクチンと比べ、健康を損なったと感じる方が多いワクチンです。

これまでの医薬品では、数人の 死亡者がでた段階で、医薬品の市販は中止され、販売禁止になることが普通でした。
製薬会社からすれば、被害が広がることで告訴をされたり、巨額の 賠償金の支払いを命じられるリスクもはらんでいるからです。

しかし、今回のmRNAワクチンは製薬企業の責任は免除され、接種後に死亡者が出ても国が補償する仕組みとなっています。

被害が広がっても 製薬企業にとって極めて 有利な仕組みであることを知らずに、接種した松戸市民の方も一定数いるとおもいます。

昨年の6月議会でお伝えしたように、mRNAワクチンで誘導される抗体はIgG抗体であり、ワクチンの頻回接種、つまり、接種すればするほど免疫を寛容する IgG4抗体が顕著に増加することは、研究結果でも明らかになっています。

mRNAワクチンを接種するとIgG4抗体が多くなり、本来の免疫作用を抑制するようになります。
IgG4抗体の数値が上がることと帯状疱疹やがんになることは深く関係しております。

令和6年3月31日終了時点の速報値で、松戸市民12歳以上の、88.2パーセント40万523人の方が接種をしましたが、接種が始まった2021年から免疫低下による帯状疱疹、手足口病などの皮膚疾患、癌も、全国的に増加しました。

2023年6月は追加接種で多い方は7回目のワクチンが始まった時ですが、この同月26日帯状疱疹ワクチンについて、既に承認されている50歳以上の成人に加え、帯状疱疹の発症リスクが高いと考えられる18歳以上へと接種対象者が拡大されました。

なぜこの時期に若年層の方たちへの帯状疱疹ワクチンがとりざたされるようになったのか、今日、新型コロナワクチン接種によって帯状疱疹が発症した事例が予防接種健康被害救済制度で認定されている状況も今こちらで共有させていただきます。

また、今回執行部のご厚意により、ワクチン接種が始まった後、2024年3月31日までの、松戸市内でワクチンを1回以上接種したことのある死亡した方、1万3千人分のデータを提供していただくことができました。ありがとうございました。

こちらを私が分析したところ、ワクチンが原因による死亡と紐づけられたものではありませんが接種後、当日から、1週間以内に亡くなった方が150人いました。
接種日した当日に46歳。接種した3日後に39歳、19歳の方も、6日後に無くなっています。

そして、亡くなった方が最後に打ったワクチンのロット番号は、いただいたデータでは、200を超えるロットに分かれておりましたが1人の死亡しか該当しないロットナンバーもあれば、710人の死亡した方が接種されているロットナンバーもありました。

納品別にロットナンバーを記録をしていないため
この1人と710人が母数による違いなのか、製品間の違いによるものなのか
ロット番号によって、偏りがあるかどうかは、簡単に調べることができません。

今まで接種したことのないmRNAワクチンであれば、ロットナンバーによる健康被害の偏りがないかを含め、国は自治体に管理を徹底すべきだと思います。

人類に初めて使うmRNAのワクチンで、過去最大の健康被害が出る結果になるワクチンでしたが
あくまで接種は自己責任 でありました。

このような経緯のmRNAワクチンだということを、執行部のみなさま、この場のみなさんには知っておいていただきたいです。

松戸市は粛々と接種したい方がスムーズに接種できる体制を整えているのと 並行しながら、ワクチン接種後に死亡した方のデータを、わかり易い形にして、迅速に提供していただきました。

一般質問でここまで具体的な内容で話せるのも、希望する方がスムーズに接種できる体制を整えたのも 同じ松戸市であります。

接種体制を整えるのは、法律上 地方自治体に課せられた仕事であり、それを止めることは出来ませんが、私は、健康被害の状況と、ワクチンの安全性が担保されるまで、なるべく1人でも多くの松戸市民の方が接種を慎重に考えていただけるよう質問を続けていきます。